「金持ち裁かれず」の原則にどこまで食い込めるのか? スタット氏の血液から違法薬物を検出。

「金持ち裁かれず」の原則に、どこまで食い込めると言うのでしょうか。

1月13日、バンコク警視庁は、事故を起こしたベントレーの運転手スタット・シワーピロムラート氏の血液検査をさらに分析した結果、違法薬物メタンフェタミンを含む物質の痕跡を発見しました。

ベントレーの運転手兼所有者は、飲酒運転と無謀運転の罪で起訴されていますが、10万バーツの保釈保証金を提示した後、すぐに保釈が認められています。

1月8日、バンコクの高速道路で家族6名を乗せたパジェロSUVと衝突事故を起こし、現場での呼気検査を受けることを拒否しタクシーで現場をあとにしました。
事故の6時間後に検出されたアルコール濃度はすでに下がっており、血液100mlあたりわずか20ミリグラムであり、法律で定められた制限を超えていませんでした。

当然、タイの人たちも馬鹿ではありません。
このような措置に、怒りをあらわにし直ちに炎上案件へと発展しました。

その後、警察はこのようなケースでも飲酒運転をしていたと想定し、すぐにアルコールの呼気検査をしなかったとして、飲酒運転でスタット氏を起訴することにしました。
目撃者はまた、事故の後、車内で空のワインボトルを見つけています。

今回も「金持ち裁かれず」で終わるのか? タイで大炎上中の交通事故について。

スタット氏は保釈後、自分が高級車を所有していたから大問題になってが、普通の車を運転していれば大したことにはならなかっただろうとコメントしています。

彼は、シャンパンまたはスパークリングワインの小さなグラスを2つ持っていたことを認めました。
しかし車内で見つかった空のワインボトルは、別の日に消費されたものであると主張しています。

すぐに呼気アルコール検査を拒否したことについて、スタット氏は、負傷者が多く、最初の対応者が忙しかったので、胸の痛みがあるので、まず病院に行こうと思ったとコメントしています。

相手方に対しては「車が使えなくなったのなら、補償してやる」と宣っております。

なんかドラマや作り話にでてくるような〇党ですね。
本当に「事実は小説よりも奇なり」といったところでしょうか。

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