バンコクに入るたびに「渋滞税」を徴収? その前にやることあるでしょ。

タイ運輸省によると、渋滞緩和の対策として、バンコク市内に入るたびに60バーツを支払う通行税の導入を検討しています。

ロンドン式の「渋滞税」がバンコクに適しているかどうかに関する調査は、今年中に最終決定される予定であると、同省の交通政策計画局 (TTPPO) が言及しています。

交通政策計画局は、これは激しい交通渋滞を緩和するための政府の5か年計画の一部であると語っています。

「渋滞税」の調査では、バンコク市内の道路を使用する自動車運転者から料金を徴収することで、PM2.5汚染を最大36%削減できることがわかったと主張しています。
首都は定期的に不健康なレベルのPM2.5に悩まされており、これは肺や心臓疾患による早期死亡に関連しています。

ただし、通勤者に損害を与えると判断した場合、渋滞税は実施されない可能性があると付け加えています。

もし「渋滞税」が採用されれば、片道60バーツの料金は、既存のM-Flow高速道路と同様のシステムによって徴収されます。
同局は、シンガポールでも同様のシステムが使用されていると述べています。

おそらく関係各所からの強い反対により、実現は難しいと思います。
それよりも、路上駐車の取り締まりや信号無視、逆走などの既存の交通規則を守らせるだけでも、そうとうな渋滞緩和が望めると私は考えます。
特にバンコク内の路上駐車はひどすぎで、せっかく2車線あっても一車線しか使えなくなっている道路がそこかしこにあります。
そのような道路でも当然、交通自体は2方向からやってきて、安定してバンコクに渋滞風景を提供し続けています。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る