タイでは「お客様は神様」ではありません! 逆に訴えられ負けますのでご注意を!

パタヤのレストランを利用した客は、レストランに文句を言ったところ、逆に訴えられました。

53歳のウィパダーさんは、飲食店で注文した「カーオパットタレー」(シーフードのチャーハン)ではなく、野菜チャーハンが入っていたことに腹を立て、TikTokで飲食店に対し不平を述べました。

タイ料理店「ムムアロイ」のオーナーは、バーンラムン警察に行き、営業妨害であるとしてすぐさま訴えを提出しました。

これは分が悪いと知ったウィパダ―さんは、高価な花束と共に飲食店オーナーであるワンペンさん謝罪に訪れました。

ウィパダ―さんは、それはすべて誤解であり、レストランの評判を傷つけてしまったことを申し訳なく思っていると語ったと言います。

これは名誉毀損法が強力なタイでは、例え料理の中にゴキブリが入っていたとしても、その料理店が故意にいれたものがかどうか自身で法的に証明できない場合、店側が勝訴していまうという現状が背景にあります。

ウィパダ―さんは
「彼らに損害を与えるつもりはなかった。気分が高揚していたので請求書を確認しなかった。二度と起こらないように(投稿する前に)将来もっと考えようとする。すいません。
私たちは常連客です。必ずこのレストランに戻ってきます」と彼女は大声で取り繕いました。

オーナーであるワンペンさんは、彼女のスタッフは注文を受けるきちんとした訓練を受けており間違えるはずはないと主張し、顧客の謝罪を受け入れ、警察の苦情を取り下げると述べてくれました。

タイの地元メディアは、タイの企業を侮辱することに対して警告を発しています。

日本ではこういうことわざがあります。
「お客様は神様です」
タイでは、「お金持ちは神様以上」かもしれません。

例え神を罵倒しても何も起こりませんが。タイではお金持ちを罵倒すれば国内で生きていくことはできません。

本誌でもタイの慣習に従い、決してお客様の注文を間違えないこのお店を強くお薦めいたします。

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