バンコク知事がゴミの分別キャンペーンを実施。ミスユニバースタイのエンナーさんも参加。

タイ人の意識改革は成されるのでしょうか。

バンコクのチャチャート知事は9月4日、人々に廃棄物を2つの単純なカテゴリーに分別するよう求めるキャンペーンを開始し、3つの地区での廃棄物管理パイロットプロジェクトの一環として、新しいタイプの廃棄物収集車を公開しました。 

この3つの地区とは、パトゥムワン、パヤータイ、ノンケームとなります。

バンコクでは、1日8,000トンの廃棄物が発生しており、その50%以上が分別されずに廃棄される食品廃棄物です。
それらを2つに仕分けることで、廃棄物管理がより効率的になり、一部は肥料に変換され、残りはリサイクルまたは廃棄物由来燃料 (RDF) に変換することが可能となります。

バンコク都庁は、食品廃棄物を保管し一般廃棄物と分別するために、後部に取り付けられたコンパクターとサイドキャビンを備えた新しいタイプのごみ収集車も開発しました。

新しいタイプのごみ収集車とごみ分別パイロットプロジェクトのPRイベントは、パトゥムワン地区のルンピニ公園にあるルンピ二公演フードセンターで開催され、知事の息子であるサンピティ氏とミスユニバース タイランド 2022のエンナーさんが参加しました。

食品廃棄物(生ごみ)は透明の袋に、一般廃棄物は黒色の袋に捨てるように求められています

と一見、日本人には当たり前のような話しですが、タイではゴミの分別どころかゴミ箱に捨てる習慣すら怪しいレベルなので、先ずは2つに分別することから始めましょうという試みです。
知識人も多いバンコクでこの有様ですので、さてさて環境破壊のスピードとどちらが勝りますでしょうか。
それでも一歩を歩まなければ、前に進みません。
チャチャート知事に期待します!

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