屋台で使用済みとなった廃油。そのまま捨てたら1万バーツの罰金とバンコク知事が警告。

タイの魅力の一つに、大規模なナイトマーケット内の屋台(ストリートフード)を上げる人も多いかと思います。
その屋台で使用されている大量の油が、どのように捨てられているかご存じでしょうか。

バンコクのチャチャート知事は8月29日、バンコクの下水道に油を投棄する者に対し、最高1万バーツの罰金を科すと警告を発しました。

バンコク知事はSNSで拡散された飲食店の従業員が、食用の廃油をマンホールにそのまま注いでいる写真に対して応じました。
同氏によりますと、この飲食店はチャトゥチャック地区にあり、違反者を見つけて適切な罰を与えるために当局が配置されたことを明らかにしました。

「国の清潔と秩序の維持に関する1992年の法律の第 33 条は、公道や下水道へのごみ、廃水、または類似のものの投棄を禁止しています。違反者には最大10,000バーツの罰金が科せられます」「さらに、違反を当局に警告した者には、罰金の半分が与えられる」と知事は述べています。

そのような違反の証拠は、役所または「Traffy Fondue」アプリケーションを介して行政担当官に届けることが可能とのことです。
※「Traffy Fondue」で検索可

これが問題となった写真。まあよく見かける光景ですが…。

知事はまた、地区の首長や屋台商人の代表と会い、屋台商人が製品を販売するためのゾーンについて話し合ったと述べました。
これまでのところ、3つの地区の次のエリアが屋台商人向けに指定されています。

• ラチャテウィー:フアチャン橋、ソイ ランナム、ソイ セナラック

• バンコク ノイ:ソイ センスクサー

• デュシット:ソイ サンカローク (ワチラ病院)

チャチャート氏は、街の秩序を維持しながら、屋台商人がビジネスを行う場所を確保するために、より多くのエリアが検討されていると述べています。

秩序、マナー、ルールは、罰則とセットでなければただの標語です。
チャチャート知事は、これまでみんなが分かっているのに触れてこなかった問題に対して、しっかり言葉にしてくれています。
決して人気取りの言動だけでなく、市民にも耳の痛い話しを指摘しています。
それだけに期待度は高いのですが、あとは現場を含めた実行力がどれだけあるかということですが…。

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