オンヌットの自宅で3日間トイレに閉じ込められた女性を救出。壁にはダイイングメッセージも。

一人暮らしの方は特にご用心下さい。
トイレに行ったら、そこがあなたの最後の地となってしまうかもしれません。

女性の姉は何日も電話で連絡が取れないと不審に思い、バンコクのプラカノン警察に彼女の妹が行方不明であると相談を持ちかけました。
パトロール隊が、オンヌット ソイ27にある4階建てのタウンハウスに行き様子を見に行きましたが、門は施錠され、正面が金属製のシャッターで密閉されていました。

隊員は門を飛び越え、工作具を用いなんとかこの家に侵入しました。

すると彼らはすぐに3階から響く悲鳴に気づきました。
バスルームのドアを開けると、そこには疲れ果てた状態の「Aさん(妹さん)」がいました。

事情を聞いたところによると彼女は、8月22日の20時にベッドに行き、携帯電話をベッドの上に置いてトイレに行きました。

しかし、彼女は外に出ることができませんでした。
ドアは外側からロックがかかる構造になっていたのです。

彼女は大声で助けを求めましたが、彼女の声が届くことはなく助けは来ませんでした。
バスルームの物を使ってドアを壊し脱出を試みましたが、失敗しました。

閉じ込められて3日、彼女は死ぬのではないかと必死になって別れの手紙を書きました。
この間、もちろん食べるものもありませんでした。

警察は、家全体が完全なセキュリティで覆われ、彼女自身が家の高いところにいて、声が周囲に聞こえなかったという不運が重なり、事態が悪化したと説明しています。

施錠の形状がどのようなものかは分かりませんが、内鍵でうっかりロックボタンを押したままドアを閉めた経験がある方は多いでしょう。
壁に遺書めいたメッセージを書いているところに、必至さが感じられます。

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