【タイ】リモートワークに適した国ランキング41位。英語力、インフラ、ネット環境、サイバー犯罪対策で他国に劣ると評価

Nord Layer」が実施した最新の調査によると、タイはリモートワークに適した場所として66か国中41位にランキングされ、サイバーセキュリティと英語力のスコアが低いことが課題とされました。

ちなみに1位はドイツで、2位デンマークと3位米国となっています。

さらに4位から8位はいずれもヨーロッパ勢で、スペイン、リトアニア、オランダ、スウェーデン、エストニアで、9位シンガポール、10位フランスとなっています。

Global Remote Work Indexは、経済的および社会的条件、デジタルおよび物理的インフラストラクチャ、およびCovid-19対策の側面を調査して各国を評価しました。

「Nord Layer」の最高技術責任者は、タイは優れたデジタルインフラストラクチャを備えているが、サイバー犯罪対策が他の国に比べてかなり劣っており、サイバーセキュリティスコアが低い(1点中0.694点)と評しています。

経済的、社会的状況に関しては、タイの観光客からの魅力はかなり高いが、英語能力が低く、いくつかの医療政策での評価が低く、スコアを下げたとも評しています(1点中0.674点)。

さらにモバイルインターネットの速度が遅いと、デジタルおよび物理インフラストラクチャのカテゴリーでのスコアも低下しています(1点中0.637)。

リモートワークはCovid-19禍発生以来、対面での相互作用の重要性を説いた企業でさえ、リモートまたはハイブリッド作業は避けられなくなりましたと同氏は述べています。

アジアのみでみてみると、シンガポールがトップで、韓国(11位)、日本(20位)、マレーシア(34位)、タイ(41位)、中国(45位)、インドネシア(58位)が続いています。

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