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都知事が某大臣の牙城にメス。バンコク都、ソイウドムスックの道路陥没事故について請負業者に責任を追及。
- 2022/7/17
- タイローカルニュース
7月17日バンコクのチャチャート知事は、スクンビットソイ103に49億バーツの地下トンネルプロジェクトについて、シノタイエンジニアリング&コンストラクション社は、工事の遅延責任を負わなければならないと主張しました。
プロジェクトの契約は、2016年1月13日にバンコク都(BMA)との間に締結され、2022年2月15日に完了する予定でした。
しかし工事は遅延しており、2月26日、地下約30メートルのトンネルの壁が崩壊し、プロジェクトの完了が2年以上遅れる結果となりました。
チャチャート知事らは、建設現場を視察し、地域の住民からプロジェクトの遅延による困難な状況に耳を傾けました。
トンネルプロジェクトが完了すれば、ノンボン湿地からチャオプラヤー川に水を排水することができ、周辺地域の洪水を緩和するのに役立ちます。
建設業者は、軟弱な土壌がトンネルの崩壊をもたらしたと考えていますが、チャチャート知事は、建設自体が原因である可能性があると主張しています。
すでに建設が困難であることを認めながら、知事は請負業者に、実際に遅延を引き起こした原因とプロジェクトが完了するまでにかかる時間について真実を伝えるように促しています。
遅延に対する罰金の可能性について知事は、これは政権の過失ではないため返還を求めていくと述べています。
シノタイと言えば、某〇〇大臣の牙城でもあります。
さて、新知事はどこまでメスをいれられるのでしょうか。