サイアムスクエア再開発「サイアムスケープ」がオープン! 地価は最も高額に

バンコクの中心地というといくつか説があるのですが、土地の価格で見た場合この場所が最も中心地といえるでしょう。

バンコクのサイアムスクエアエリアの土地の価格は、現在も最も高額で、1タランワー(4平方メートル)あたり350万バーツとなっています。
またこの価格は周辺の3つのエリア(プルンチット、チットロム、ナナ)の地価にも影響を与えており、1タランワー330万バーツとなっています。

Covid-19の経済への影響にもかかわらず地価が上昇したのは、チュラロンコン大学(PMCU)の不動産部門が、サイアムスクエアの63ライ(100,800平方メートル)の土地を近代的な商業エリアに改装し、バンコク中心部の新しいランドマークとなる「サイアムスケープ」をオープンしたことも影響していると思われます。

サイアムスケープ

さらに、7ライの土地にある劇場スカラ跡地は、セントラルパッタナーが運営するショッピングセンターを建設するために取り壊されました。
これらの要因が、パトゥムワン交差点の地価をさらに上昇させています。

サイアムスクエア地域の地価は、1994年の1タランワー40万バーツから急激に上昇しています。

その他の地域としては、ターミナル21のショッピングセンター、多くの大型高級ホテル、BTSおよびMRTの乗り換え駅があるアソーク交差点周辺の地価は、1タランワーあたり250万~290万バーツでした。

エンポリアムやエムクオーティエ、さらにエンスフィアがオープンを控えるBTSプロンポン駅の周辺の地価は1タランワーあたり260万バーツでした。

最後に地元メディアの報道によると、このような事実にも関わらずタイ政府は、サイアムスクエア地域の地価を1タランワーあたりわずか100万バーツと評価していると言います。
これには甚だ疑問を感じており、政府が大富豪に対し高額の土地税を支払わせたくないのではないかと伝えています。

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