6月27日からナジョムティエンビーチでの屋台や行商行為が禁止。対して当事者は猛抗議!

先日お伝えした通り、6月27日よりナジョムティエンビーチをベンダーフリー(屋台禁止)ゾーンとすると当局が宣言を行いました。
当然と言えば当然ですが、取り締ま割れる方は猛抗議です。

度重なる問題発生に、ナジョムティエンビーチでの屋台設置が禁止に。6月27日より。

マンゴーともち米を売る女性トレーダーのタラウィーさんは、ビーチでの販売を計画し投資したため、借金をしていると主張して今回の動きを非難しました。

彼女は地方自治体に、トレーダーは新型コロナ禍から回復し始めたばかりであると言い、今回の決定を撤回するように求めています。

しかし自治体の担当者は、ビーチでのゴミ問題や渋滞、犯罪の多発についての苦情を受けていると反論しました。
この件に関しては、この地域の他の業者や住民も継続的に苦情を申し立てていました。

また、観光客はアクセスについて不満を漏らしています。

当局は、法律は明確であり、ビーチを正当な所有者、つまり素敵な環境を楽しみたい一般の人々に戻すには、すべてを一掃する必要があると主張しています。
その代わり、当局は代替の場所を見つけることを検討すると述べています。

6月27日は、ジョムティエンビーチでの屋台や行商行為は完全に禁止となります。

生活が大変なのは分かりますが、これまでのようなルール無用個人主義を貫くやり方はどこかで一線をひきませんと、いつまでたっても問題は先送りとなり、自然も破壊しつくされてしまうことでしょう。
特にタイのゴミ問題は深刻です。

体制が変われば、人はなじむものです。
あいまいにしているから、ルールを守ろうとする人がいないのはないでしょうか。
新型コロナ禍後は、タイは国際社会にも通じる「観光立国」として生まれ変わる必要があるかと思います。

 

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