歯止めの効かないタイの交通事故死。6月23日は40名が死亡。今年は既に7千人越え。

タイに住んでいるとつい感覚が麻痺してしまうのですが、タイ人の運転は新型コロナよりも恐ろしいことが改めて判明しました。

地元メディアの報道によりますと、6月23日に交通事故で亡くなった人は40人でした。
病院で死亡した人の数を追加すると、この数は増加します。(タイはその場で即死した人のみをカウントしています)

当局によりますと、6月の死亡者数の合計が23日までに914人であることが発表されています。

これまでの1年間の死亡者数は7,091人で、同期間の昨年の7,067人から増加しています。

新型コロナ禍後に道路の交通量が増えるにつれて、警察は対策を強化しているとの言にも関わらず、この数値は増加しているように見えます。

交通事故は、ドライバーだけでなく他の道路利用者や何の罪もない人々をも傷つけています。

昨年、美しすぎる女医グラターイさんが、横断歩道上で非番の警察官にはねられ亡くなるという事件は記憶に新しいですが、タイ人のドライバーの記憶からは遠の昔に消え去ってしまっているようです。
病気よりも怖いのは、やはり人間そのものなのかもしれません。

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