トラン沖でボートが転覆。1名死亡。乗客が偏ったためバランスを崩し…。

新型コロナ過以降、タイでは船の事故が増加しているように感じられます。

5月4日、トラン沖で観光船が転覆する事故が発生しました。 
船内にはタイ人観光客11名(大人7名、子供4名)、操舵手1名、船頭1名、ガイド1名の計14名が乗船しており、転覆後、救命胴衣を着用し海に浮かんでいるところを発見されました。

発見したのは、近くを走行していたスピードボート遊覧船でした。
遊覧船は徐々に乗組員を救助していきましたが、アチャラ夫人(68歳)1名が大量に水を飲み、肺に入ってしまったことで亡くなっています。
夫人は、救助された時点で気を失っており、病院で死亡が確認されました。

船は事故当時、海岸にもうすぐ到着するとところで、ボートが転回し人々が同じ側に固まって移動したと伝えられています。 船は、両側の重量が同じでなければバランスを崩します。
また天候も良くなかったと言われています。

船は新しいものでしたが、大型船ではなくロングテールボートだったため、バランスへの耐久性が強いものではなかったと思われます。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る