新バンコク知事も積極参戦。6月は「LGBT+プライド月間」。LGBT+についてもう一つの意見@青木歌音

最近街を歩いていたりSNSなどでレインボーカラーの旗やマークを見かけることはありませんでしょうか。

6月は「プライド月間(Pride Month)」と呼ばれ、日本やアメリカなど世界各地でLGBTQ+の権利を啓発する活動やイベントが行われています。
ここタイでも例外ではありません。

そのイベントに積極的に参加しているのが、同じく6月からバンコクの新知事に就任したのチャチャート氏。
6月1日はサムヤンミットタウンで、6月3日はバンコク芸術文化センター前で、LGBT+プライドイベントに参加し、
「世界は白黒だけではない」と知事は言い、当局が提供するサービスについて平等に接することをアピールしました。

 

この知事の「白と黒」という言葉もアメリカで発言した場合、せっかく就任したばかりの知事の椅子が危うくなるくらいかなり際どい表現にも受けますが、そもそもLGBT+という表現も当事者からするとしっくりこない言い方のようです。

私は当事者ではありませんが、その辺りの感覚をトランスジェンダーでもある元男の子youtuberの「青木歌音」さんが説明してくれています。
トークが非常に上手なので、難しくかつ重いテーマでありながら、ライトに楽しく聞くことができ、LGBT+について学ぶことができます。

「プライド月間(Pride Month)」に一度、LGBT+とはなんぞや?というテーマに触れてみるのも良い機会かもしれません。

 

ちなみに、なぜプライド月間は6月なのかというと、1969年6月27日、LGBT+がよく集まっていたニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン」にて、警察による不当な取り締まりが行われ客と衝突事件が発生したことに由来します。
この象徴的な事件(初じめてのケースではない)である「ストーンウォール事件」が発生したのが6月だったころから、6月にLGBT+の人々が抗議行動を起こすようになり、現在に至っています。

 

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