2週間弱で2バーツも値上げ。高騰が止まらないガソリン価格にデリバリー集団が抗議デモ

このようなことが、起きるべくして起きました。

5月27日金曜日、150人以上のオートバイの配達員がチャトゥチャック地区のエネルギー省本部に乗り込み、政府にガソホール(ガソリン)の価格を1リットルあたり38バーツに固定するよう要求しました。

バイカーによる抗議者たちは、セントラルワールドから出発し政府庁舎へと向かいました。

デモ集団は、エネルギー大臣または事務次官クラスが彼らの要求書を受け取るために降りてこない限り、道路の交通を遮断すると脅しました。

最終的には、同省の部長クラスが対応し手紙を受け取り、ビデオ会議を行うことを提案しました。

1時間のビデオ会議で、デモ隊はガソホールを年末まで1リットルあたり38バーツに制限し、6か月間1リットルあたり5バーツの物品税を削減するよう要求しました。

彼らはまた、Covid-19の間に経済回復において彼らが果たす重要な役割を認識して、配達ライダーを助けるために他の政府の措置を要求しました。

事務次官のクリット氏は、財務省に減税を提案することを約束しましたが、時間がかかるだろうと警告しています。
同氏は、同省の決定についてできるだけ早く国民に知らせるとだけ述べています。

クリット氏は、世界的なエネルギー価格の上昇の中で石油燃料基金の借金が700億バーツにも昇っており、タイ政府がさらなる融資を求めていると付け加えています。

とにかく、ガソリン価格の上昇は変な利権などはとり覗いてもらって、緊急でなんとかして欲しいものです。
先日5月17日に同様の記事を掲載以来2週間足らずで、リッター当たり2バーツも上昇しています。
異常事態です。

ガソリン価格の高騰まだ続く?! 補助金は枯渇、既に借入常態。インフレも。

 

2022年5月28日のタイのガソリン価格

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