人類はまた新たなウイルスと戦うのか? サル痘感染確認国からの渡航者はタイ入国に手間取るかもしれません

「風土病」という言葉を昨今よく耳にするようになりましたが、これだけ人の往来が頻繁になってしまった世の中で「風土病」という言葉自体がナンセンスなものになっているようにすら感じます。

世界保健機構が「過去にサル痘が流行したアフリカ地域以外で感染が多数確認されるのは極めて異常」とコメントを出して以来、また新たなウイルスとの闘いに人類は怯える日々を過ごしています。
タイでは、現在感染が検出された国からの渡航者は、タイの国際空港のスキャナーを通り抜ける際に、保健当局によって水疱などの症状がないかスクリーニングされるようになりました。
その後、国が海外からの病気の輸入を防ぐための措置を強化するにつれて、QRコード形式で「健康注意」通知が発行されます。

疾病管理局によると、海外から到着するすべての旅行者は、発熱や水疱が発生した場合はすぐに医師の診察を受けることをお奨めしています。

現在のところ国際空港の保健当局は、ナイジェリアやコンゴ共和国などの中央アフリカ諸国から、英国、スペイン、ポルトガルからの海外からの到着を監視するように言われています。
(感染は米国や中東にも広がっています)

このウイルスに対処するために、保健緊急オペレーションセンターがすでに設置されています。

世界保健機関によると、サル痘は、臨床的にはそれほど重症ではありませんが、天然痘患者で過去に見られた症状と非常によく似た症状を示します。
サル痘という名前は、1958年にデンマークの研究所でサルの個体にウイルスが初めて発見されたことに由来しています。
最初のヒトの症例は、1970年にコンゴ民主共和国の子供で確認されました。

写真はイメージです

昨年末以降、ヨーロッパと北米で100を超える疑わしい症例と確認された症例が報告されていますが、重症には至っていません。

WHOはまた、サル痘ウイルスが変異したという証拠はないと述べています。
この病気は人の間で簡単に広がることはありませんが、感染者が使用したアイテムとの密接な接触によって伝染する可能性があります。

天然痘はかなり前に根絶されたと考えられているため、タイにはサル痘を防ぐこともできるワクチンの備蓄がありません。
当局は、製薬会社などを通じて供給を確保しようと試みていると言います。

ちなみに新型コロナを「風土病」に分類、といったニュースを目にしますが、そもそもエンデミックをイコール「風土病」と訳すのは間違いかと思います。

タイのウイルス学者のヨン博士「新型コロナは風土病にはならない」衛生当局の考えを否定。

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