ルンピニー公園は創立100周年を前に大改修「公園以上のもの」に。

バンコク中心地にある公共公園であるルンピニー公園は、2025年に創立100周年を迎えるため、大規模な改修が行われ「公園以上のもの」に変わります。

改修費用は約10億バーツ(35億円)と見積もられており、改造プロジェクトは2つのフェーズに分かれています。

景観の改善、既存の湖を一時的な洪水貯留エリアとして使用する排水システムの敷設、森林公園の改善、廃墟となったダンスホールの改修、中国庭園の改善、スポーツクラブの建設などが行われます。

改修の第1段階は2022年8月に始まり、公園内の道路の再舗装、4万立方メートルの容量を持つ地下貯水タンクの建設など多目的施設などがそれにあたります。
建設には約240日かかり、予算は1億5400万バーツに設定されています。

第2段階では、公園の100周年を前に、2024年に完了する予定の残りの建設および改修工事が行われます。

バンコクの住民が公園の問題とそれをどのように改修すべきかについての公聴会も行われました。

合計57.6ヘクタールのルンピニー公園は、バンコクに誕生した初の公園でした。
ラーマ6世の治世中、1925年に博物館と見本市として建てられましたが、最終的には公共の公園になっています。

バンコクには、公共の公園というものが非常に少ないので、どのような完成形となるか楽しみですね。

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