帰国したタイ人女性が語る、現地ウクライナの現状。

国際法違反を犯したロシアによるウクライナ侵攻。
戦争で荒廃したウクライナから帰国したタイ人女性が、現地の凄惨な現状を説明しています。

ポーンパットさんは、3月5日土曜日にスワンナプーム空港にウクライナから到着した61人のタイ人避難者の1人でした。
16人の最初のグループは、タイへの飛行機に乗る前に、ルーマニアのブカレストからスイスのチューリッヒに飛んでいます。
彼らはタイ国際航空TG971便で、午前6時50分にスワンナプームに到着しました。

外務省の総領事部長官であるチャチャイ氏は、45人の2番目のグループが午後12時5分にワルシャワからエミレーツ航空のEK384便でスワンナプームに到着したと述べています。

ウクライナのキエフにあるスパで働いていたポーンパットさんは、2月23日の深夜頃にロシアの侵略が始まった後の彼女の経験を語り始めました。

ロシアの攻撃は、予想よりも早く身近に迫っていたと言います。
「その日は仕事をするつもりでしたが、目が覚めたとき辺りは混乱状態に陥っていました。爆発の音がして、非常に恐怖をおぼえました」

彼女の雇用主は後に、危険が拡大しつつあるため、キエフを離れてタイに戻るように彼女に忠告しました。
バスが彼女を避難所から迎えに行き、空港まで連れて行きました。
15時間の道のりだったそうです。

「乗車中、激しい衝突が見られました。バスの前を戦車が横切り、大砲が頭上を飛んでいました

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