新型コロナ第3波の発生源、トンローの『エメラルド』がレストランとして復活?!

2021年の4月、収まりかけていたタイの新型コロナの感染拡大に火をつけ、夜間外出禁止などタイに住む人々に多くの不自由を強いた新型コロナ第3波が発生しました。
そしてその発生源となったのが、日本人駐在員が多く住むトンローエリアにある、お金持ち専用のコヨーテラウンジ『クリスタルクラブ』と『エメラルド・トンロー13』です。

この2店は、現在どのような状況となっているのでしょうか。

先ずは、トンローソイ25にある「クリスタル・エグゼクルージブクラブ」。

かつて夜な夜な酒池肉林の宴を繰り広げたその面影が、看板に残ります。

店の前には一台の車が駐車されていましたが、しばらく誰も使っていない様子で、誇りが積もっていました。
お店の周りにはこの日、人の気配が全くありません。

店内にも人の気配はありませんでした。
掃除なども全くされていない様子で、積もったほこりに複数の足跡を残すのみでした。

 

次に、『エメラルド・トンロー13』へ。

先ず、看板を見て驚いたのは、装いが以前と全く同じなのにもかかわらず、店名が『ELITE RESTAURANT(エリートレストラン)』に変更されていたことです。

『エメラルド・トンロー13』の「E」だけ残した感じでしょうか。

そもそも、2年くらい前にオープンした高級コヨーテラウンジですので、まだまだ経年などは感じさせません。
と言いますか、こちらではきちんと警備員が配備され、普段からも管理されている様子でした。

現在タイでは、多くのバーやパブ(女の子つき)が「うちはレストランです!」という看板の下に、新型コロナ規制下にも関わらず営業を続けていますが、この『エメラルド・トンロー13』もレストランとして生まれ変わり、営業を再開するのでしょうか。

その場にいた警備員に「いつオープンするのか?」と聞いてみましたが、「マイル―(知らない)」という回答でした。

2月17日現在、特にお店に関するホームページなどは立ち上がっていないようです。
『エメラルド・トンロー13』は、新型コロナ第3波の発生源となり、規則にも違反していたため少なくても5年間の営業停止を受けていたはずですが、どのような経緯で『ELITE RESTAURANT(エリートレストラン)』が立ち上がるのかは、現在不明です。

この両店の処分については、捜査が一向に進まないと以前、バンコクポスト紙の記事をご紹介していますが、現在再び歓楽街からの感染拡大が発生している最中、今回もしれーっと復活してしまうのでしょうか。

第3波の発生源クリスタルクラブへの捜査の現状とその障壁。

 

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