慌てるな、タイ新規感染者1万越え! いや、それよりももっと問題なことが…。

新規感染者が急増中のタイですが、みなさん慌てないでねというニュースなはずなのですが、後半しれーっと大事になりそうな問題がぶちこまれています。

タイ疾病管理局(DDC)は、1日の新型コロナ感染者数が1万人を超えるようになりましたが、国民にパニックにならないよう呼びかけています。

この数値は、オミクロン変異体が非常に伝染性の強いものであるという同局の見込みと一致しています、とDDCの長官であるオパス博士は述べています。

同局では現在のCovid-19の状況が、感染が1日3万件に急増した場合にのみ、「深刻な状況」と見なすとしています

タイの多くの人が既にワクチン接種済みであり、人々はCovid-19の状況を理解しており、結婚式、叙階、葬式などの儀式を行う際には細心の注意を払っていると付け加えています。

オパス博士は、人々は感染数、重症例、死亡数に焦点を当てて、Covid-19の状況を注意深く分析していると述べています。

総感染数との比較まだ「危険な線」には達していない、と博士は持論を語っています。

一方、委員会は、6歳の子供の中国製のシノバック及びシノファームワクチンを与える計画を承認したと、食品医薬品局(FDA)の事務局長であるパイサーン博士は明らかにしました。
中国製のシノバックワクチンは政府製薬機構によって輸入されており、シノファームワクチンはBiogenetech社によって輸入されているとのことです。
FDAは、3〜5歳の幼児への接種を拡大するために追加情報を提出するように当局に指示していると言います。

後半の方が、圧倒的に驚きの事実でした。
2021年10月に、市場の倍以上の価格で購入し続けていた中国製シノバックワクチンは、コロナに効き目がないとのことでこれ以上輸入はしないと公衆衛生局が断言し、アヌティン大臣もシノバックは通用しないと言及していたのですが、いつの間にかしれーっと復活していたことに驚きを隠せません。
その後、どこの国でも取り扱わない中国製ワクチンが余ったため、中国側が無償提供をするとうニュースは目にしていましたが、まさかわざわざ税金を投入して購入していたとは…。
しかも普通に募集したら誰も打とうとしないので、子供たちに強制的に打たせるとは、流石にこれは子を持つ親として物申したいです。

タイ人側でも問題になってもおかしくないような気がするのですが、この件、意外と炎上騒ぎになっていません。
飽きっぽい性格のタイ人だから、もう忘れちゃったのかな。

【タイ】中国製シノバックワクチンにようやく見切り。在庫終了次第、使用停止へ。

アヌティン氏、中国製ワクチンは世界では通用しない可能性があると言及。

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