タイとサウジアラビア、30年の深い溝に終止符。きっかけとなった「ブルーダイヤモンド事件」には深い闇。

1月26日水曜日、プラユット首相は自身のSNSサイトで、タイとサウジアラビアが30年間の疎外関係を終息させ、包括的な戦略的パートナーシップを形成していくと語っています。

両国関係が回復することにより得られる、多くの機会に対し非常に満足していると彼は投稿しています。

双方は、互いの国で大使を受け入れ、二国間協力のメカニズムを確立することに合意しました。

プラユット首相は、両国の人々がお互いを訪問することができるようになれば、タイは少なくとも年間50億バーツを生み出すはずだと述べています。

また、クリーンで再生可能なエネルギーに関する研究への協力と投資も行われます。

さらに、タイは再びサウジアラビアへ労働力を送ることができるようになるだろうと述べています。

1987年、タイは30万人もの労働者をアラブ王国に送り、年間90億バーツ以上を故郷のために生み出していました。

首相はまた、タイの食品供給業者がハラル食品をサウジアラビアに、そしてそこから他の国に輸出することをも期待しています。

治安に関しては、サウジアラビアは中立的なイスラム国であり、イスラム協力機構に大きな影響力を持っており、タイ南部の3つの国境地域の不安を解決するのにも役立つ可能性があるとも述べています。
両国は安全保障情報とテロ対策作戦で協力することができるだろうと。

首相はまた、二国間貿易と投資関係の回復は、タイの投資家や中小企業がサウジアラビアや他の中東諸国でビジネスを行う機会を生み出すだろうとも言います。
特に、消費者製品、室内装飾品、家具にビジネスチャンスを期待しています。

プラユット首相は、モハメッド・ビン・サルマン皇太子からサウジアラビアに招待され、二国間関係を促進するためにタイを訪問するよう皇太子を招待したと言っています。

1989年にタイ人のサウジアラビア王室従業員が約2千万ドル相当の宝石を盗んだ「ブルーダイヤモンド事件」以来、タイとの外交関係が悪化していました。
さらに捜査に乗り出した実業家やサウジの外交官ら数名が、殺害されるなど未解決事件が続いていました。

今回の共同声明によりますと、プラユット首相は「89~90年にタイで発生した悲劇に深い憂慮」を表明し、同国政府は新たな証拠が見つかればしかるべき対応する用意があると言及しています。

「ブルーダイヤモンド事件」については、ウィキペディアを参考にして頂けるとより深い闇を覗くことが可能です。

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