MBKの向い側で突然タイルが降り注ぎ怪我人も。タイのコンドミニアムにタイル張りが少ない理由とは?

1月22日、この日のバンコクは久々に昼間まとまった雨が降りました。
ただ、MBKの向かい側の道路では、雨だけでなくタイルが降って来たとのことです。

道路を歩いている人が自身のフェイスブックで「はい、これがタイの歩道です」と投稿しました。
降り注いでいるのは、建物の壁に貼ってある古いタイルでした。

そしてこの日の雨の朝、このタイルが降り注いだため数人の負傷者が出ています。
それでもこの道路は、この国で一番良い道路だと言われています。

この投稿が公開されたとき、多くの人々が事件について共有し、コメントしました。
多くの人がそれを非常に危険で危険だと考えています。
歩いている人の頭に当たると致命的となる可能性があります。

【不動産豆知識】
一般的に外装に張り付けるタイルの接着の耐久性は、約20年と言われています。
従って古いビルなどの壁がタイル張りの場合、このような現象が起こる可能性があります。
タイは高層コンドミニアムが立ち並んでいますが、タイル張りにした場合、月日が経過するとこのように剥がれ落ちれ来ることがありますので、非常に危険なわけです。
そのため、タイのコンドミニアムはコンクリートむき出しの外装が多く、暑さですぐにひび割れ雨漏りなどの原因にもなります。
また補修工事も、ひび割れた箇所がくっきりと残るような形で行われるので、新築なのに見栄えの悪い物件が多く存在します。

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