萩生田経済産業大臣、東南アジア外遊でタイ首相とエネルギー問題などで協力関係の強化を約束。

1月13日、日本の経済産業大臣の萩生田光一氏は、タイのプラユット首相を政府庁舎で表敬訪問しました。

首相は、デジタルシステム、AI・IoT、5Gシステムの適用を通じて、経済産業省がタイの産業を活性化させるための協力することについて感謝しました。

エネルギーと二酸化炭素の排出削減におけるSDGsを達成するために、両国の関係はさらに強化されます。

彼はまた、タイの人材育成に参加してくれた日本に感謝しました。
これは、長期的にはタイのSカーブ産業へ日本が投資を支援することになります。

日本の経済産業大臣は、タイは日本のイニシアチブ「アジア・日本の未来への投資(AJIF)」の対象国の1つであると述べています。

民間部門間の共創(共に創る)は、両国とアジア大陸全体の将来の投資と持続可能な社会経済的成長につながるでしょう。

会談後、首相は、タイ王国政府と日本政府との間で、クリーンでスマートなエネルギーの協力に焦点を当てたエネルギーパートナーシップの実現に関する協力覚書に署名しました。 

※AIとは…人工知能

※IoTとは…インターネットやセンサーを搭載した機器

※SDGsとは…「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう」という計画・目標のこと

※Sカーブ産業とは…タイ政府による用語で、ある産業が幼稚産業の段階から発展期を迎えてその後徐々に成熟してゆく様をアルファベットのS字になぞらえ、タイにおける新たな育成の対象となる産業を「新Sカーブ産業」としている。対象業種は医療、バイオテクノロジー、デジタル、航空、自動システム・ロボットの5分野。

 

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