国外亡命中のタクシン元首相「今年中にタイへ帰るだろう」。

タクシン・シナワトラ元首相、いわゆる「トニー・ウッドサム」は、2022年中にタイに帰ると宣言しています。

彼は1月4日火曜日の「CareTalk x Care ClubHouse」内でこのように発言しました。

タクシン氏は、孫を育て、政府を支援し、会談に出席し、タイに戻ったらスタートアップを支援するため、タイの億万長者を招待し資金を集めたいと述べています。

タクシン元首相は、2006年9月19日の軍事クーデターで失脚しました。
彼の政党は非合法化され、いかなる政治活動も禁じられています。

彼はその後、2008年にタイを短時間訪問したことを除いて、自主的に亡命生活を送っています。
彼は、権力の乱用で裁判所から2年の刑期を言い渡されています。

彼は、2008年に統治した人民の力党とその後継のタイ貢献党、および反独裁民主戦線、つまり「赤シャツ隊」運動を通じて、海外からタイの政治に影響を与え続けてきました。

正にタイに混乱を与え続けてきたとも言えます。
「乱世の奸雄」となるべく、タイをまた動乱の時代へと導くのでしょうか。

 

タクシン元首相(左)とインラック元首相(右)

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