バンコクのコンドミニアム内でレイプ事件発生。犯人は館内のセキュリティを守るべき警備員!

タイの集合住宅内で起こる事件のほとんどは、内部犯行!

1月4日火曜日夜、バンコクのバンケーにある被害者の高級コンドミニアム内で女性がレイプされるという事件が発生しました。
犯人は、コンドミニアムの警備員と言われています。

被害者である女性居住者(36歳)は、警備員が午前1時50分に押しいり、女性に手錠をかけ、性的暴行に至ったといいます。
彼女はなんとか部屋を脱出し、警察に通報しました。
しかし警察がマンションに入ることを止められているうちに、警備員に逃げる時間を与えてしまいました。

被害者は用事から戻ってきたところ、鍵を中に置いたままになっていることに気づき、7階の部屋に戻るところだったと話しています。

その後、被害者はドアをノックして外に立っている警備員を見つけました。
警備員は彼女を部屋に押し戻し、ドアをロックし、彼女を縛り、そして彼女に音を立てないように警告しました。
彼女は警察に、彼が彼女をレイプした後、眠りに落ちので、服を着て階下に走り、警察に電話することができたとのことです。

そして、6人のペカセム警察が現場に到着しましたが、受付係によって一時立ち入りを拒否されました。

そのため、監視カメラの映像で容疑者が手錠をゴミ箱に捨てたことを調べるのに、2時間が経過していました。
警察はそれから警備員の住まいをチェックしましたが、既にもぬけの空だったそうです。

タイで、警察の立ち入りを拒否するとは、よっぽどなことです。
コンドミニアム内で内部犯行が起きたため、上層部に確認などしていたのでしょうか。

今回のこの事件、外部からの不信な侵入者を守るべき警備員が豹変して起こしてしまったわけですが、実は内部犯行という面では、タイの集合住宅では珍しくありません。
24時間滞在している警備員、オートロック、エレベーターもキーカードがなければ上がれないなど、警備システムが万全のようにみえるコンドミニアムでは、外部の人間が犯行を犯すことはリスクでしかありません。
しかしながら、館内で盗難やこのようなレイプ事件が発生するのは、内部の人間が犯行を犯しているからなのです。
ただこのような場合、軽微な盗難など状況によっては、コンドミニアム側は事件を隠そうとする傾向があり、犯行を証明するのが難しいケースがあります。

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