タイ国政府観光庁主導のカウントダウンイベントの費用3億4千万円!外国人観光客は激減の見込み。

もはやこのようなド派手なイベントの開催意味はどこにあるのでしょうか。

タイの観光スポーツ大臣ピパット氏は、イタリアのテノール歌手であるアンドレア・ボッチェリ氏が、プーケットのカウントダウンイベントに出演すると述べています。

有名なオペラ歌手(12歳から盲目)は、12月31日の深夜0時前に45分間出演します。

プライサパンヒンビーチのラマ10公園でのイベントは「Amazing Thailand Countdown 2022-Amazing New Chapter」というタイトルのイベントの一部です。

当日は、合計2万発の花火が打ち上げられます。

タイ国政府観光庁は、このイベントのために4千万バーツ(約1億3千万円)の国家予算を費やしています。

さらにタイ国内で、TATが主導するカウントダウンイベントが他に4つあり、合計で1億1千万バーツ(約3億4千万円)の血税が費やされます。

他の4つとは具体的に、北部のチェンマイにあるラチャプルック公園、東部ラヨーンのレムチャルーンビーチ、東北部のナコンラーチャシーマー(コラート)の市庁舎、そして中央エリア、アユタヤにあるワットプララーム寺院がそれにあたります。

そもそもこのTAT主催のカウントダウンイベントは、外国人観光客をひきつけることで観光収入でペイができるという触れ込みで勝ち得た予算です。
22日からのタイランドパスの廃止(一時停止)により、観光客が激減すると既に方々から言われている中、このようなド派手な費用を費やすイベントを開催する意味があるのでしょうか。
イベントは今からでも中止や縮小することはできるはずです。(昨年の第2波発生では、全くの同時期に全てが中止となりました。)
このまま推し進めるということは、そこになんらかの旨味があるからでしょうか。

新型コロナで疲弊した経済並びに国家財政に、このような放蕩三昧をする余裕があるのか疑問でしかありません。

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