ユネスコにタイ南部の伝統舞踊「ノラー」が無形文化遺産として内定。16日にも正式承認。

国連教育科学文化機関(UNESCO)は12月15日水曜日、無形文化遺産保護のための政府間委員会の第16回会合で、タイ南部の伝統舞踊「ノラー」を無形文化遺産として承認しました。 

「ノラー」の正式登録は、16日の午後、文化振興部が主催する記者会見で正式に発表されます。

タイ南部の伝統舞踊「ノラー」が、ユネスコの無形文化遺産を受賞ノミネート。結果発表は16日。

この発表で「ノラー」は、コンの伝統的な仮面舞踊とタイ式マッサージと共に、タイのユネスコ文化遺産の一つに加わりました。

「ノラー」ダンスは、一般的に12のポジションと17の動きで構成され、非常に表現力豊かな指の動きが特徴で、パフォーマーが身に着けている長い付け爪によって強調しています。

文化振興局によると、インドにルーツを持つ「ノラー」は、西暦1315年から1508年にパッタルンの宮廷で始まったと考えられています。
パフォーマンスでは、ダンスと歌、そして時にはストーリーを表現しています。

日本人には、タイの伝統舞踊というとこの長い爪を付けて踊るもの全てが同じように感じますが(実際の似ているのですが)、それぞれの地方によって呼び名や演目、楽器などが異なっています。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る