10月13日はプミポン国王陛下(ラマ9世)が崩御された日です。「国民の父」と呼ばれた国王の偉業とは。

先日もお伝えしましたが、10月13日はプミポン国王陛下(ラマ9世)が88歳で崩御された日になります。
2016年のお隠れになってから5年
目となりました。

この日は、故国王の偉業を称え、故国王を偲ぶため、タイは国民の祝日とされています。

1946年以来、タイで最も長く在任し続けた君主と見なされているラーマ9世陛下は、彼の知性、不屈の精神、そして国とタイの人々への愛情を通じて、数多くの国家的大惨事を食い止めたことで国内外で認められていました。

故国王の数え切れないほどの王室のプロジェクトと自給自足の哲学は、貧困と戦い、タイ市民の生活の質を改善するために受け継がれています。
その結果、「国民の父」と見なされています。

プミポン国王陛下を偲んで、タイの人々は敬意の印として、国王の象徴的な色を表す黄色を着用することが奨励されています。
道路やビーチの清掃、ゴミ拾い、食べ物の配布、寄付、その他の善行などの慈善活動やコミュニティサービスに参加するために集まる人もいます。

仏教の僧侶や施しの儀式を含む、タイ政府による王立陛下に敬意を表するいくつかの活動が計画されています。
しかし今年は、集会やその他の公式の儀式は、現在Covid-19コロナウイルスが蔓延しているために公式に開催されないか、小規模で厳重に管理された中で執り行われることとなります。

全タイ国民が今なお愛して止まない故プミポン国王。
その「自給自足の哲学」は本当に受け継がれているのでしょうか。
国は常に、タイ国民に目を向け、タイ国民の生活が豊かになるよう、国民の声に耳を傾けていく必要があるのかもしれません。

 

 

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