タイの新型コロナ第3波の象徴的大型診療施設が、本日閉鎖に。

2021年4月に始まったとされるタイの新型コロナ第3波(人によっては現在のものを第4波とも)。
その象徴とも言える大規模な診療施設が9月30日に閉鎖となり、タイの新型コロナとの戦いは新たな局面を迎えることになります。

タイ・コロナの象徴、インパクトムアントンタニーの仮設病院が9月末で閉鎖に。

タイ公衆衛生省は9月30日木曜日、新規感染者数の減少のため、首都圏のCovid-19患者を治療するためのノンタブリーにある国内最高の仮設病院を閉鎖しました。

保健省の幹部は、この施設が5月14日の開設以来、首都圏で20,436人のCovid-19患者を治療した述べています。

式典の中で、保健局の事務次官は、「この国内最大かつ最高の仮設病院」は、設立するのにたった7日しかかからなかったと述べています。

それは当初1,000床で始まり、政府そして民間部門からの寄付により、後に3,700床に拡大されました。
集中治療室と半集中治療室を備えたこの施設は、従来の病院で重症患者のためにベッドを優先させるのに役立ちました。

7月にはこの施設に、インド変異体の発生により、1日200人もの患者が入院してきていたと言われています。

9月には1日5〜6人にまで減少し、入院患者数は徐々に減少していきました。
最後の患者は、9月20日に退院しています。

保健省は、この医療に従事してくれたすべての職員を称賛しました。
彼らは職場に戻り、また新たな戦いに身を投じることとなります。

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