タイ・コロナの象徴、インパクトムアントンタニーの仮設病院が9月末で閉鎖に。

事態は快方へと向かっているのは確かのようです。

タイ公衆衛生省は、Covid-19患者数の減少により、ノンタブリー県のインパクトムアントンタニーエキシビションセンターに設置されていた仮設病院を閉鎖すると発表しました。

公衆衛生事務次官のアシスタントであるキティサック氏は、3,700床あるブサラカム病院は9月30日までに閉鎖され、敷地は10月1日に返還されることを明らかにしています。

この仮説病院は5月14日に開院して以来、20,289人の軽度な患者、92人の重篤な患者、55人の中等度から重篤な症状の患者を治療してきました。
今ではほとんどが回復し、自宅
に帰ったとのことです。

ここ最近の2週間で、病院の患者数は急激に減少しました。
最初に開院したときは1日平均100例、インド変異株が急速に広がり始めたころは1日あたり300〜400例まで入院患者が急増しましたが、現在は1日あたり約5件ほどにまで収まっています。

ブサラカム病院は5月14日に開院した当時は1,100床でした。
その容量は5月28日に2,200床に増加しました。
そして7月初旬には、さらに1,500床が追加されすぐに使用されるほど患者で埋め尽くされていました。

ICU病床が不足していたため、8月4日に重症患者用に17床、9月1日に中等度ベッドを重症患者用に変更し、32床を追加するまでに至ります。

期間中、酸素ボンベを必要とする患者の数は1日あたり200人まで増加していました。

9月24日のCCSA発表では、現在病気療養中の患者は127,329人となっており、数値的にも減少傾向をみせています。
(ただし一部未発表のものがある可能性がありますので、実数ではないと思われます)

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