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母国マレーシアで女性に扮した罪で、国外逃亡中の美しすぎるトランスジェンダーがバンコクで逮捕。
- 2021/9/21
- バンコクとその近郊, 事件(タイローカル)
マレーシアのトランスジェンダー、ムハンマド・サジャド・カマルズ・ザマン(ヌル・サジャットの名で知られています)さんが、バンコクで逮捕されたのち、保釈されたとのことです。
ヌル・サジャットさんは、男性でありながら女性に扮したとして、国のシャリーア法に違反した罪で宗教高等裁判所から起訴された後、今年2月にマレーシア当局から逃亡していました。
ヌル・サジャットさんは、イスラム教を棄教することを発表しましたが、その時から母国のマレーシアでは殺害の脅迫に直面していたそうです。
マレーシアの地元メディアによりますと、彼女は9月8日にバンコクの高級コンドミニアムで逮捕されたが、その後保釈されたと伝えられています。
マレーシアのトランスジェンダー活動家グループ「ジャスティス・フォー・シスターズ」の共同創設者であるティラガさんは、「ヌル・サジャットさんに対する継続的な迫害は、マレーシアのLGBTの人々に対する抑圧の現状を表している」
「警察はサジャットさんに対するすべての調査と嫌がらせを直ちに取り下げなければならない」と彼女は主張しています。
現在彼女は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に申請し、難民の地位を与えられた第三国定住を待っていると言います。
ヌル・サジャットさんは、マレーシアでは化粧品の起業家として知られています。
タイの警察は、これはデリケートな国際問題であるため、事件に関する質問に答えることができないとノーコメントを貫いています。
マレーシア政府は現在、宗教裁判所で彼女が最大3年間投獄される刑罰を科すための裁判にかけられるように、彼女の本国送還を要求していると言います。
マレーシアの人口の約60%はイスラム教徒であり、それ以外にもかなりの数の中国人とインド人の少数民族も住んでいます。
タイも言論の自由は保証されていません。
マレーシアのことなので敢えて控えめにしかコメントできませんが、この国クソだな!