タクシン元首相、タマナット前農業副大臣との密約はなかったと否定。それでも「私はタイに戻る」と不敵な発言。

現在国外逃亡中のタクシン元首相は、タイ貢献党とタマナット前農業副大臣との間で、現政府転覆への画策に協力関係にはないと主張しました。

タマナット前農業副大臣は、プラユット首相を権力から追放しようとして、与党の国民国家の力党の反対票を率いたと言われています。

当時の噂では、タマナット氏とタクシン氏の間で密約が結ばれ、プラユットを退陣させ、タクシンをタイに連れ戻す恩赦ださせるよう取引きが行われたのではないかと指摘されていました。
タクシン氏は、2006年に起こった軍事クーデターにより当時のタクシン政権が追放され、汚職容疑が彼に対して提起された後、海外に逃亡しています。
彼は、この告発は政治的な動機にあると主張しています。

タクシン氏は、9月14日火曜日の夜に自身のクラブハウスフォーラムで、タクシン氏が氾濫を起こすために数十億ドルを支払っているという噂、または彼と物議を醸している元大臣との間で取り決めがなされたという噂は「フェイクニュース」だと主張しています。

「これらの噂を広めているのは、水牛です」と彼は聴衆に語りました。
※水牛とは…タイでは、「愚か者」「バカ」などを表す隠語でもあります。
すなわち、このような噂を広めるような人は、愚か者だという意味でもあります。

タマナット氏は、反乱の試みが失敗した後、プラユット首相によってポストをはく奪されました。

タクシン氏は、プラユット首相が「強力な敵」を作った可能性があると指摘しています。
またタクシン氏は、彼が最終的にタイに戻ることを約束して、その夜のトークを終えたと言います。

元警察官僚のタクシン氏がタイに戻ってきたら、さらに汚職や不正が横行し、金にまみれた政治が加速するでしょう。
結局、問題は首相がどうのという話しではないのだと思うのですが、みなさんはどうお考えでしょうか。

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