丸紅、東芝、JRが共同で運営するパープルライン。障害者団体より訴えられる!果たしてその判決は?

9月8日水曜日、タイ中央行政裁判所は、タイの障害者団体による高速鉄道公社(MRTA)に対する訴訟を却下しました。
訴状では、バンヤイ~バンスーセクションの16のパープルライン駅で、MRTAが障害者に適切な安全基準の下でエレベーターやその他の施設を提供していないと主張していました。

裁判所は、MRTAがすでにすべての駅に障害者用の安全レールを備えたエレベーター、階段昇降機、傾斜路を設置していることは明らかであると理由を述べています。

MRTAはまた、障害者用に予約されたチケットブース、トイレ、駐車スペース、および駅周辺の視覚障害者のナビゲーションを容易にするための点字タイルが設置してあることにも裁判所は触れています。
さらに各車両内に、MRTAは、安全ベルトと緊急時に解放できるロック機構を備えた車椅子用の2つのスペース、障害者、子供、妊婦または高齢者用の2つの指定席、および標識も提供しると裁判所は補足しています。

MRTAは、建物および公共交通サービスエリア内の障害者および高齢者向けの設備および施設に関する内務省の規制を遵守していることに合意しています。

したがって、裁判所は今回の訴訟を却下するとの判決を下しました。

パープルラインは、丸紅、東芝、JRが共同で、開発と管理を行っている日本クォリティの鉄道インフラです。
逆に他のラインでは、ここまで整備されてないというくらいだと思いますが、場所が郊外なのであまり利用する機会が少ないのが残念です。

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