「ベスト空港賞2021」スワンナプーム空港はランクダウンも、10位以内に日本の空港が3カ所も入賞!

「スカイトラックス100のワールドベスト空港2021」によると、スワンナプーム国際空港のランキングは、この10年間で13位から66位へと転落してしまいました。

利用客が選ぶこの賞では、1999年以来、航空会社と空港のレビューおよびランキングサイトを運営する英国を拠点とするコンサルタント会社である「スカイトラックス」によって毎年開催されています。
オンライン調査は、2020年8月から2021年7月までの12か月間にわたって実施されました。
この結果は、世界の空港業界の指標として見なされています。

2021年の世界最高の空港は、ドーハのハマド国際空港で、3位のシンガポールのチャンギ国際空港を打ち負かしました。 2位は東京の羽田国際空港でした。

4位には韓国の仁川国際空港で、以下、成田国際空港、ミュンヘン空港、チューリッヒ空港、ロンドンヒースロー、関西国際空港、香港国際空港がそれに続きます。

スワンナプーム空港のランクは、2011年には13位を獲得したものの、昨年は48位、2019年の46位、2018年の36位から、今年は66位でした。

新型コロナが発生する前、空港は施設の拡張が遅いため、ターミナルの混雑と航空交通渋滞の問題に直面していました。
年間4500万人の乗客を想定して設計された空港は、2011年に4700万人、2017年に6000万人の乗客を抱えていたからです。

Covid-19の間に、空港はサテライト1またはSAT1として知られる新しい旅客ターミナルを完成させました。
4階建ての建物は、合計216,000m²のスペースと、エアバスA380ジャンボ航空機をサポートできる8つを含む28の搭乗口を備えています。
AoTは、新しいターミナルが空港の年間6000万人の乗客を処理することを期待しています(新しいターミナルは現在、Covid-19患者の仮設病院になっています)。

スカイトラックスの調査では、世界最高の賞に加えて、イスタンブール空港が世界で最も改善された空港であり、2020年の102位から2021年の17位にまでアップしたことも発表されました。

シンガポールのチャンギ空港は世界最高の空港スタッフ賞に選ばれ、東京羽田空港は世界最高の清潔な空港と最高の空港PRM(身体の不自由な人)賞、並びにアクセス可能な施設賞も獲得しました。

スワナプーム空港の順位は残念ですが、日本の空港が10位以内に3カ所も入賞しているとは嬉しいですね。

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