タイには4100万台もの車両が登録されています。渋滞の原因は車両の多さにあるって本当?

タイの種類別登録車両の最新の数字が報じられていましたので、ご紹介しましょう。

2021年2月28日のデータによると、タイでは41,633,891台の車両が登録されています。

上位7種類の車両は次のとおりです。

①二輪車:21,452,050
②車(7人乗りまで):10,530,697
③バンとピックアップ:6,897,580
④トラクター:579,128
⑤マイクロバス(7人乗り以上)435,360
⑥バイクタクシー:168,837
⑦その他の農業用車両:109,284台。

また道路に関するデータ(2016年以降)では、51,527kmの高速道路があることが示しされています。
これらは次のように分割されました。

中央部:10,960 km
北:15,689
イサーン:15,014
南:9,863。

タイのメディアでは、道路を走る車両の数が多いことが、タイ全土で見られる大気質の悪化とPM2.5レベルの上昇の要因であると述べました。
また、オートバイに関連する事故がタイの道路での最大80%を占めていると述べています。

大気汚染の問題は、渋滞による車が停滞することにも起因していますので、タイの複雑な道路事情にも一端はあるかと思います。
行き止まりが多く幹線道路に車が集まっていく道路構造のままでは、100年経っても渋滞がなくなることはないでしょう。
特権階級の人から土地を接収し、道路を繋げていく必要がありますが、まあこれも100年あっても実現しないでしょうね。

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