子供は重症化しにくい!は「重症化しない」ではありません。タイでは5歳までの子供が9名死亡。

新型コロナウイルスに関して、若年層は重症化しにくいという話しが通説のようになっていますが、「しにくい」はイコール「ならない」ではありません。

タイでは第3波が始まった2021年4月から過去4か月の間に、1歳未満から5歳まで31,000人以上の子供が新型コロナに感染しています。
タイ保健局長は、8月30日月曜日にそのうち9人が死亡したと発表しました。

内訳では31,811件のうち、27,755件がタイ人で、残りは外国人移民労働者の子供です。
バンコクが最も感染者が多く、5,806例を記録し、サムットサコーンで2,324例、チョンブリで1,993例と続きます。

子供でも肥満や糖尿病、聴覚障害、喘息または遺伝性代謝障害などの他の病気を持っている場合、深刻な合併症や病気にかかりやすいと付け加えています。

保育園や子どもの教育センターなどが新型コロナの理想的な繁殖地となっていると挙げ、保健省ではそのような施設の運営者に会場が消毒され、おもちゃや頻繁に触れる表面を清潔にするよう警告しました。

また家庭内でウイルスが広がるのを防ぐために、子供たちを保育園からまっすぐ家に連れて帰り、シャワーを浴びて、すぐに着替えるように両親にアドバイスしています。

チャイルドセンターや保育園の先生や世話人は、定期的に自己診断を行いながら、咳や発熱などの症状が出ないように、子どもたちを注意深く見守るように言われています。

子供だからマスクしなくても大丈夫と本気で思っている人もいるようですが、もしお亡くなりになられたこの9名の児童の中にあなたのお子さんが含まれてしまったら…。
「あの時マスクをしていれば、もしかして…」と一生悩むことになります。

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