過激化するデモ隊に着地点はあるのか? 75個のピンポン爆弾をデモ隊に届けたと3名が逮捕

連日激化するデモ隊ですが、テロ集団になるような方向では逆に政府の思うつぼだと思います。

警察は75個のピンポン爆弾を押収し、バンコクのドンムアン地区の自宅で2人の男性と1人の女性を逮捕しました。

容疑者の1人は、ディンデーン地域のデモで使用するために爆竹とピンポン爆弾を反政府抗議者に届けたことを認めたとされています。
ラチャサック容疑者(23歳)、ヨーティン容疑者(23歳)、およびジラナン容疑者は、銃刀法に違反して爆発物を違法に製造、輸入、または販売した罪で起訴されました。

サイバー犯罪捜査局のコミッショナーであるKornchai氏は、8月20日の記者会見で記者団に発表しました。
同捜査官は、若者のグループが爆発物を製造し、ソーシャルメディアプラットフォームを介してそれらを販売したことを知ったと述べます。
彼らの調査の結果、ドンムアンの4つの施設を捜索する裁判所令状が発行されました。

そして令状が執行され、3人の容疑者が逮捕され、小さな爆発装置が押収されました。

容疑者の1人は、8月15日のディンデーン交差点での反政府集会で爆竹とピンポン爆弾を使用した抗議者に爆竹とピンポン爆弾を届けたと自白したと言われています。
TikTokアプリを介して2つの発注が行われ、最新のものは8月13日に100個のピンポン爆弾の発注で、1つ300バーツの価格であったと発表されています。

主張や抗議も大切ですが、その方法が過激化すればするほど、ケガ人や死者がでる事態へと発展しまいます。
また状況が長期化すると、以前の赤シャツ抗争の時のように、内乱を画策する第3者が爆弾を投げ込んで、双方をより過激化させるようなテロ行為に付け込まれる可能性もあります。
どこかで一度折り合いをつけるべきなのではないでしょうか。

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