プーケットの7日間合計が209名に。当初の指針では90名を超えた場合…

プーケット州公衆衛生局(PPHO)は、7月30日に島内で35名の新たな新型コロナ感染者をマークし、過去7日間の総数は209名になりました。

7月24日:11件
  25日:28件
  26日:23件
  27日:38件
  28日:24件
  29日:50件
  30日:35件

※現在のプーケットの集計には、「サンドボックス」プログラムが7月に始まって以来、プーケット訪れた後にウイルス感染が確認された30名の海外からの到着者は含まれていません。

当初の公式計画に従いますと、7日間の感染者合計が90名を超えた場合、「サンドボックス」プログラムの再検討するということでしたが、すでに2倍以上に達してしまいました。
それでも疾病管理局は、全体的な状況はまだ重大とはほど遠いものであり、サンドボックスは継続できると宣言しています。

30日の35件の感染はいずれもプーケットサンドボックスプログラムの海外旅行者によるものではありませんでした。
それらはすべてローカル間での感染であり、他県からの流入者が持ち込んだものだと当局をみています。
この国内感染の状況を踏まえ、プーケットへのタイ国内からの入島はほぼ完全に閉鎖となり、プーケットに入る唯一の方法は海外からの渡航者のみであるという奇妙な状況が生まれることとなりました。

30日の「サンドボックス」レポートによると、7月1日以降サンドボックススキームの下でこれまでに13,281人がプーケットに到着しました。
特に7月30日は、6便で682名がプーケットへ新たに到着したとのことです。

状況が悪くなってから事態を変更しても遅いと思うですが、それでも一度出発してしまったものを中止にするには相当な状況悪化が必要なのかもしれませんね。
結局、90名という目安は、「サンドボックス」を承認させるための方便でしかなかったようです。 

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