チャトゥチャックWマーケットが7月29日まで閉鎖に。

かつて人気の観光地であったチャトゥチャック・ウィーケンドマーケットは、Covid-19の蔓延を抑えるため、7月16日から29日まで閉鎖となります。

バンコク都(BMA)は7月12日以降(正式には14日)、人々の移動を制限するために規制が強化されており、コンビニエンスストア、市場、散歩道は20時には閉まります。

それでも、コロナウイルスの発生はますます深刻になっており、国民の生命を危機にさらす可能性があります。
多くの感染した人々は症状を示さず、ウイルスをさらに蔓延させています。

チャトゥチャックの多くの小売り主は他の県に住んでいて、県境を越えて移動しなければならなかったので、マーケットを担当するBMA当局は、7月16日から29日まで市場を閉鎖しておく方が安全であると判断したとのことです。

16日金曜日に全国で新たに報告された新型コロナによる死亡者67名のうち、33名がバンコク在住者でした。

これは良い判断です。(遅いですが)
今回のロックダウンでは、デパートやショッピングモール内の営業規制が非常に厳しく設定される中、外で開かれている市場(タラート)などは、時間制限のみで通常通り運営されています。
このタイ人の多くが利用する市場(タラート)は、元々の設定が敷地面積ギリギリまで売り場をレイアウトし、かなり狭い通路で人が行きかう構造となっています。
従って密になりやすく、どんなに人と接触しないように歩こうと思っていてもぶつかってしまうほどです。
また完全に外の青空マーケットですから、一日中料理をしている小売店の人などは、暑いということもありマスクを外して、しゃべりながら仕事をしています。
これが通常の世の中なら活気があってよいのですが、コロナ禍ではとても近寄りたいとは思えない光景をあちこちで目にします。
ここを封じない限り、この感染は収まらないだろうと本誌では実体験を踏まえ結論に至っています。
この辺りは低所得者層の利権でもありますので、もちろん低所得者層をいじめるようなことはしたくないのですが、一方で厳しい規制を発して起きながら、市場(タラート)をあのままの状態で密な状態を続けさせるのは、全く逆効果なのではない思われます。

ロックダウン下の市場(タラート)の様子

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