ダークレッドゾーンから帰郷した男性が保健局への報告を拒否。逮捕後に感染者だと判明。

タイ北東部のブリーラム保健当局は、最近バンコクから県内の自宅に帰郷した際に、義務付けられている当局への報告を拒否した男性を逮捕しました。

7月1日木曜日のブリーラム市の保健局長によると、41歳の男性はバンコクを含むダークレッドゾーンから帰郷したにも関わらず、保健当局に報告しCOVID-19検査と地域検疫を受けることを拒否したと言います。

有罪判決となった場合、最大で懲役10日または5,000バーツの罰金、もしくはその両方を科せられます。

この男性は、CCSAによる部分的封鎖命令の施行2日前、6月26日の午前1時頃、バンコクからブリーラムのバンブア地区に帰宅しました。

男性の到着を知った公衆衛生局のスタッフは、彼に保健当局に報告にくるように命じたが、彼はその申し出を拒否し家で隔離することも拒否し、息子を学校から連れ出しました。
その後、彼は新型コロナの症状を発症し、県立病院に行きました。
そこの検査で、彼はCOVID-19に感染していることが判明しました。

その後、感染した男性と密接に接触していた他の9人も隔離されることとなりました。

今日のCOVID-19状況管理センター(CCSA)によると、レッドゾーン内の建設現場から帰郷していった人は、全国の少なくとも32の県に広がっていると言われています。

今回の件で、地方への新たな感染が広がりをみせるのでしょうか。
それが判明するのは、1週間から2週間後となるでしょう。

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