アジア圏における5G事情。タイは最下位?!

すでに世の中は5Gに動き始ま誌ていますが、タイは5Gのダウンロード速度の点で、アジア太平洋地域の8つの経済圏の中で最下位にランクされましたと地元メディアが報じています。
ただしモバイル分析会社Opensignal社の調査によると、5Gベースのビデオストリーミング、ゲームエクスペリエンス、音声アプリの使用に関しては中くらいの位置にランクインされているとのことです。

モバイル分析会社Opensignal社の調査では、今年3月1日から5月29日までデータを収集した結果、タイは122.5メガビット/秒(Mbps)の5Gダウンロード速度を記録しました。
ちなみに一位は韓国で380.5Mbps、その後、台湾、オーストラリア、日本がそれに続いています。

ただし5Gのピークダウンロード速度と5Gのアップロード速度では、台湾がそれぞれ847.3Mbpsと51.8Mbpsの速度で両方のカテゴリーで一位にランク付けされ、韓国がそれぞれ771.4Mbpsと30.6Mbpsの速度で続いています。

その点タイは414.9Mbpsで5Gピークダウンロード速度で7位、26.4Mbpsで5Gアップロード速度で3位でした。

Opensignal社によると、シンガポールは昨年下半期に5Gサービスを開始したばかりでしたが、5Gダウンロード速度ランキングで5位につけています。
「これはシンガポールにとって大変興味深い内容です。なぜなら他の市場の事業者よりも利用できるミッドバンド5Gスペクトルの量が限られているからだ」とOpensignal社は説明しています。

またOpensignal社では、5Gを利用したビデオストリーミング、ゲーム、人気のある音声アプリでのチャットに関して、アジア太平洋地域の8つの市場を比較しました。

タイは5Gビデオエクスぺリエンスにおいて80.7Mbpsの速度で4位にランクされ、台湾は84.1 Mbps、韓国は82.3 Mbps、香港は81.6Mbpsに次いでいます。

5Gゲームエクスペリエンスは82.2Mbpsで5位にランクされ、韓国は90.4 Mbpsでトップ、シンガポールは87.2Mbpsで2位でした。

5G音声アプリエクスペリエンスに関しては、タイは82.7Mbpsの速度で5位にランクされました。
上位2つは韓国と台湾で、速度がそれぞれ84.9Mbpsと83.9Mbpsでした。

Opensignal社はまた、5Gユーザーが5Gサービスに接続するのに費やす平均時間と、5Gユーザーが接続にアクセスできる場所の数について市場を比較しました。

タイは、5G接続箇所や接続タイム、5Gの接続範囲に関しては、10国中4位でした。
このカテゴリー上位3国は、香港、韓国、台湾となっています。

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