【タイ】2021年6月のホテル稼働率6%。全体の20%のホテルが休業中

6月19日のタイホテル協会(THA)の調査によると、6月のタイのホテルの稼働率は5月と同じ約6%ほどになると予想されています。

THAのマリサスコ―ソン代表は、この調査は5月に全国234以上のホテルで実施されたと述べます。

調査によると、代替隔離(ASQ)ホテルの占有率は、5月の13%から10%に低下すると予想されています。
5月の「ホスピテル」の占有率は30%と他より高かったが、その収入はコロナ禍以前と比較してまだ低いと言います。

調査はまた、ホテルの38%がオープン、41%が部分的にオープン、20%が一時的に閉鎖されていることを示しています。
オープンされたホテルの大部分は、コロナ禍以前の収益の10%未満の収益に留まっていると言います。

ただこれには、「ホテル業をやれば儲かる」と言った神話を信じ、コロナ禍以前でも明らかに供給過剰と言える無計画なホテル建設が影響している側面も見ていかなければなりません。
明らかに下り坂のタイの不動産市況に対し、自転車操業を続けなければならないデベロッパーの思惑が、タイ政府に無理を押し付けているのが実状です。

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