新型コロナから回復、退院後、重度の肺炎で女性が死亡。因果関係はいかに?

プラチュアップキーリーカーン県で、4月に新型コロナから一度回復し退院した地区高官ワニー・コントンさん(58歳)が、重度の肺炎で再度入院した後、6月15日に死亡したことが判明しました。

仕事に戻ってから約1週間後、彼女は倦怠感と息切れの症状を発症し、新型コロナ検査のためにプラチュアップキーリーカーン病院に戻りました。
結果は陰性でしたが、X線は彼女の肺に白い斑点があることを示しました。

県の公衆衛生局の責任者であるスリヤ・クハラ―ト博士は、女性の死は興味深い医学的研究事例であると述べます。
彼女は、新型コロナウイルスで亡くなったわけではないので、親戚は彼女の体を通常通り葬儀に連れて行くことができました。

ワニー氏は高血圧に苦しんでおり、4月14日から30日まで新型コロナの治療を受け、症状もなく退院しました。

そして5月27日、彼女は呼吸困難を患いましたが、一般的な新型コロナの症状である咳や過度の痰はありませんでした。

彼女は嘔吐せずに食べることができましたが、熱がありました。
彼女は新型コロナの検査で陰性でしたが、重度の肺炎を患っていたとスリヤ博士は言います。

患者は人工呼吸器を装着する必要がありました。
病院は、彼女が血液感染、呼吸不全、急性腎不全を患っていることを発見したからです。
そして治療の甲斐なく、彼女は6月15日に亡くなりました。

彼女の死因が、新型コロナ感染によって引き起こされた可能性があるかどうか尋ねられて、博士はこれまでタイではこのような事例がなかったと言います。
その上、女性は新型コロナ感染の間に彼女の肺が損傷したことを示す症状は示していなかったとスリヤ博士は言います。

家族の方がたが、さらに調査を希望している場合は、彼女の死因が新型コロナに関連しているかどうかを調べるために、キングチュラロンコン記念病院とシリラート病院に組織サンプルを提供する必要があると彼は述べています。

新型コロナに感染していても無症状の人がいるくらいですから、もっと静かに潜伏していた可能性はなかったのでしょうか。
偶然は起こり得ることですが、とかくこの新型コロナについてはまだまだ分からないことが多すぎて、不安を掻き立てられます。

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