サイアム周辺の大型でクラスター発生!混乱回避のため異例の共同声明

バンコクのパトゥムワン地区にある3つの著名なショッピングモールで、CCSAがコロナウイルス感染の「クラスター」があると発表したため、利用者のパニックを沈静化するために共同声明が出されました。

6月5日、サイアム・パラゴン、サイアム・センター、サイアム・ディスカバリーのオペレーターによる共同発表は、Covid-19状況管理センター(CCSA)による定例報告に続いて行われました。
CCSAの定例報告では、パトゥムワン地域の地図と129 件の感染を示す図と、3つのモールを指す矢印が付いたスライドが人々の関心の的となりました。

 

発表では、4月以降に129人がこのエリアで新型コロナに感染していたことを確認したと言います。
これは、施設で働く35,000人以上のフルタイムおよびパートタイムの従業員の 0.4%に当たります。

声明によると、ほとんどの人が宿泊先で感染していることが判明しました。

経営サイドでは、すべての顧客と従業員の安全を最優先に考えているといいます。
彼らはまた、政府と病院に全面的な協力をして、サイアム・パラゴンの一部をワクチン接種場所として機能するよう提供しています。
3つの複合施設の従業員に、Covidワクチンの注射が行われたとも付け加えました。

また声明によると、消毒剤は毎日閉店時間後に複合施設に散布されているとのことです。

CCSAは、ラチャプラソンやプラトゥーナム地域でのクラスター感染報告を受けて、首都のいくつかの地域で買い物をするときは警戒するよう一般市民にアドバイスしました。.

またCCSAは2日水曜日に、23人の感染クラスターがラートプラオ地域のショッピングモールに関連していると発表した後、補足説明を出しました。
ラート プラオには、多数のモールや小売センターがあるため、場所を明確に特定しなかったため、世間では混乱が生じ関係のないモールに影響がでてしまいました。

逆に言うならば、大型ショッピングモールでそのような感染者が出た場合、自ら名乗り出るのが社会的責任ではないでしょうか。
以前、第3波が発生した当初、複数のメディア発表でプロンポン駅前にある大型ショッピングモールでコロナ患者が出ていたにも関わらず、当該施設からはなんの発表も詳細も出てきませんでした。
日本人が多く住むエリアなので、本誌の記事を読んで心配になった方からお問合せまで頂きましたが、こういった重要なことは黙認して済む問題ではなく施設側に説明責任があるかと思いますが、いかがでしょうか。

 

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