中国製シノファーム社ワクチンも申請完了。FDAの承認待ち。

5月25日、タイの食品医薬品局(FDA)は、中国製シノファームCOVID-19ワクチンの承認を求めるために必要なすべての書類が提出されたことを明らかにしました。

バイジェネテック社は、シノファームワクチンの申請を提出しているタイのバイオ製薬会社です。
専門家がワクチンの品質、安全性、有効性を確認するのに30日もかからないだろうとFDA事務局長は語っています。

他の2つのワクチンブランド、すなわちインドのCovaxinとロシアのSputnik-Vも、国内での使用の承認を申請するための文書を提出中です。

現在タイでは、アストラゼネカ(サイアム・バイオサイエンス社が現地生産)、シノヴァック社製、ジョンソン&ジョンソン社、モデルナ社製ワクチンの使用を既に承認しています。

今月初め、世界保健機関(WHO)は、ファイザー、アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソン、モデルナに加わり、緊急使用のためのシノファームワクチンの使用を承認しました。

タイのプラユット首相は昨日、WHOによるシノヴァック社製ワクチンの承認が、今週後半にも予定されていると述べています。

シノヴァック社製ワクチンは、例えWHOで承認が下りても世界各国で認められない限り、ワクチンを接種したことにならない、イコール入国ができないという可能性が今後出てきます。
そうなると、別のワクチンを再度2回に渡って接種する必要があります。
ある程度ワクチンが流入してきた際は、今後ワクチン選びが重要になってくると思われます。

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