コロナ急増に医師団が「マスク着用の義務化」の復活を要求。

これは政治的混乱を示しているのでしょうか。

いくつかの主要なタイの医師と医師会は、世界的なCovid19症例の増加と新しい亜種の懸念から、公衆衛生省とCovid-19状況管理センター(CCSA)に「マスク着用の義務化」を復活させるよう求めています。

ちょうど約2週間前の6月23日に、マスク着用義務化の撤廃を宣言しました。

マスク着用の義務化はほとんどのタイ国民を悩ませているようには見えませんでしたが、それは観光の抑止力と見なされ、パタヤやプーケットのような多くの観光依存地域では、多くの外国人観光客がマスク着用義務を無視した行動にでていました。
観光とビジネスの協会は、マスク着用の義務が観光客の出足を鈍らせているのだと敵視する考えに至っていました。

しかし現在、タイの地方の医師といくつかの著名な医師は、世界的に増加している症例に対する懸念と、BA 2.5などのオミクロン変異種の懸念を理由に、「マスク着用の義務化」を望んでいます。

シリラート病院マヒドン大学医学部長のプラシット教授は7月5日、少なくとも屋内での義務化を再開するよう要請する声明を発表しました。
彼はまた、マスク義務化の撤廃宣言は、Covid-19が終わっていないのに終わったという間違ったメッセージを政府が人々に送ってしまったことにも言及しています。

タイのアヌティン公衆衛生大臣は5日午後、主にマスク着用義務の復活に反対している観光およびビジネス産業をも参加する今週後半のCCSA会議の前に、あらゆる側面の懸念を考慮に入れていくとのみ発言しています。

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