ミャンマーからの不法越境者、一日で合計138人!

続々と不法に国境を破ってくる越境者たち。その数に圧倒されてしまいます。
(お断り:本文は地元メディアからの引用分なのですが、合計の数字が合っていません。よくあることなのですが、事実確認が取れない部分もありますので、本誌ではそのまま掲載しています)

5月12日、ミャンマーからの不法移民者、合計138人がカンチャナブリーの自然国境を越えて、タイ王国に密入国しようとしていたところを逮捕しました。

カンチャナブリー国境警備隊の兵士は、17時頃に通知を受け調査を開始しました。

18人の男性、11人の女性、そして地元のガイドを含む29人のミャンマー人移民の最初のグループが、この地域の周りの果樹園に隠れていたところを捕らえました。
警察によると、彼らはパスポートや入国書類を持っていなかったとも伝えられています。

全員がバンプーナムロン国境地域市場に連れて行かれ、体温チェックと健康診断を受けた後、許可なく不法に王国に侵入し、カンチャナブリーの伝染病​​委員会の命令に違反したとして地元の警察署に連行されました。

28人のミャンマー移民の2番目のグループも、同じ日にカンチャナブリーのラトヤ地区で逮捕されました。
最初の調査によると、彼ら全員が自然の道を4日間歩いていて、地元のガイドが彼らをピックアップポイントに案内したと言います。
彼らは密輸の前にミャンマーのディーラーに約13,000〜20,000バーツ(約45000円~70000円)を支払ったそうです。
彼らはサムットプラカーンへ運ばれ、働く予定だったそうです。

そしてさらにさらに、同じ夜にトーンパープーム地区で約77人の不法移民が発見され、昨日は合計138人のミャンマー人が逮捕されました。

2月にミャンマーで起きたクーデター後、国の軍政が民間人の抵抗に対する暴力的な取り締まりを発表して以来、国境を越えて捕らえられたミャンマー国民の数は大幅に増加しています。
これは、新型コロナ変種の流入を含め、移民労働者の一部が新型コロナウイルスを保有している可能性があるというタイ政府当局者の懸念を引き起こしています。

しかし、たった一日でものすごい数です。
どれだけタイ国内で新型コロナの規制を敷いても、歯が立たないような気がしてしまいます。
逮捕してただ送り返しても、また戻ってくるだけなので、何かもっと根本的な措置が必要なのではないでしょうか。

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