条例の間隙をぬい、タイのマスコミの話題をさらったチェンマイの『ドライブインブッフェ』は2日間で幕を閉じます。
新型コロナの行動制限の一つ「店内飲食の禁止条例」に真っ向から挑んだ、チェンマイにあるドライブインブッフェ「Daiso.Sushi」(ダイソー寿司)。
店内での飲食がダメなら、お客さんの車の中からオーダーを頂き、お客さんの車の中で食べてもらえばよいじゃないかという発想から生まれた、脱法新ビジネス。
しかしながら、「車中であっても二名以上で乗車の場合、マスクを付けなければならない」という厳しい条例がありますので、新型コロナの感染防止法違反を指摘され、チェンマイ県知事、ならびにチェンマイ市長の両方から通達を受け、本日(5月3日)よりこの形態でのサービスは停止することを「Daiso.Sushi」(ダイソー寿司)側が明らかにしました。
ただ、このドライブインブッフェというスタイルに愛着があるようで、また新型コロナ感染防止法にのっとった形でのサービスを検討するとオーナーは意気込んでいます。
またこの日、ブッフェ用に大量に発注してしまった食材があったため、「売り上げにはならないが捨てるよりまし」という観点により、全品破格の20バーツ(約70円)で訪れた客に振舞ったと言います。
まさに「ピンチはチャンス」です!
こういう時こそ、アイデアを振り絞り乗り切った者が勝ち組となるのでしょう。
それは闇で営業して、インチキをすることではありません。