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タイで唯一の日本の高校「如水館バンコク」が、2022年以降の新入生募集を停止
- 2021/5/2
- もっと知りタイランド
バンコク日本人学校は、世界一のマンモス校として有名ですが、クラスは中学教育までしかありません。
それ以上のお子さんをお持ちの日本人の家庭では、その後インターに通わすか、帰国するかの2択敷かない時代がありました。
そのような声を受け、タイ国内において「日本人教員による、日本語を使った、日本のカリキュラムに準じた教育」の実現、海外で活躍する日本人の家族が安心して滞在できるための教育の場を提供することをめざし設置されたタイ初の日系高校、それが如水館バンコク高等部です。
2012年に如水館バンコク(高等部)として在外教育機関の認可を得て以来(インターナショナルスクールとしての開校は2008年)、バンコク駐在員の高校生のお子さんたちの受け皿となってきましたが、ここも新型コロナの影響が出てしまったよです。
同校の公式ホームページでのお知らせによりますと、令和4年度(2022年)以降の新入生募集を停止するとの発表がありました。
理由には、「COVID-19による急激な社会・経済環境の変化により、将来的に学校運営を継続することが困難な状況」であることが上げられています。
2022年以降の新入生の募集は行わない、学校運営の継続が困難とあり、直接的な記載はありませんが、まるで「廃校」匂わすような通知内容となっています。
少子化も影響していたのか、新型コロナ以前より生徒数が少なくなっていたという声も聞き及んでおり、難しい立場に追い込まれていたのかもしれません。
如水館バンコクを卒業した生徒もいますので、もし「廃校」となってしまうと生徒から思い出の場所を奪ってしまいかねません。
もちろん、バンコクに住む日本人高校生たちの選択肢の一つがなくなってしまうのも、非常に残念なことです。
新型コロナ禍収集後に、華麗な復活を遂げてくれることを願うばかりです。