タイの「危険な7日間」その結果とは?!

公式データによりますと、今年のソンクラーン休暇、7日間の交通事故総数は2,365件で、277名が死亡し、2,357人が負傷しました。

事故と死亡の両方の数値は、新型コロナ第3波の影響で帰郷する人が通常よりも少なかったしたことも反映して、2019年に見られたレベルからほぼ30%減少しました。
ちなみに昨年はロックダウンで、ソンクラーン休暇自体がありませんでした。(のちに休日振り替え)

交通法が厳格に施行された7日間の交通安全キャンペーンの最終日である16日金曜日は、事故件数が253件で、26名が死亡、255人が負傷しました。

7日間で、最も事故が多かったのはナコーンシータマラートの106件で、チェンマイ77件とソンクラー69件がそれに続きました。

一方、最も死亡者が多かったのは、パトゥムターニーで10名、続いてバンコク9名とチェンマイ9名でした。

また事故の理由としては、飲酒運転が全体の36.6%、続いてスピード違反(28.3%)と急な車線変更(17.8%)となっています。

車両タイプ別では、二輪車が事故の79.2%を占め、ピックアップトラック(6.9%)がそれに続きます。

犠牲者の割合が最も高かったのは、15〜19歳(15.3%)で、次に30〜39歳(14.4%)でした。

当局は期間中、約240万台の車両、主にオートバイ(230万台)を検査しました。
うち45万9,644人が、ヘルメットの着用違反、無免許運転、シートベルトの着用違反など、さまざまな罪で罰金等に科せられました。

新型コロナが、タイ人を交通事故から救うという皮肉な結果に終わったわけですね。

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