絶滅危惧種のオナガサイチョウ。タイのフェイスブックでも取引き。鳥の頭買うよりガンプラの方がカッコよくないですか?

2月8日月曜日、天然資源環境大臣のウァラウット氏が率いる全国野生生物保護会議の委員会で、絶滅に瀕しているオナガサイチョウをタイの保護野生生物のリストに追加しました。

法的手続きが1年以内に完了すると、オナガサイチョウは正式に保護リストに追加されるとのことです。
これらの鳥は、独特の象牙色のカスク(兜)が高額で取引きされており、狩猟の標的とされてきました。

2019年の野生生物保護保護法によると、保護された野生生物の狩猟または販売に関わった人々は、少なくとも10年の懲役および100万バーツ(約350万円)の罰金を科せられる可能性があります。
保護された野生生物を狩猟または販売する人々は、最高15年の懲役および最高150万バーツ(約530万円)の罰金に科せられます。

ヘルメットをかぶったかのようなこの珍しいサイチョウは、先史時代から生き続けている動物であり、アジアの他のサイチョウの祖先と見なされています。
2019年の調査では、タイの3つの予約エリア、つまりミャンマー、マレーシア、インドネシア、タイで目撃されています。

ブドースガイパディ国立公園、ハラバラ野生生物保護区、クロンセン野生生物保護区など合わせても、全国で100頭未満となっています。

絶え間ない狩猟と生息地の喪失により、オナガサイチョウは2015年のIUCN絶滅危惧種レッドリストにリストアップされました。

保護グループでは、中国とインドネシアだけでわずか3年の間に、2,170頭のカスク(兜)が没収されたと報告しています。
一方、過去5年間で、少なくとも546頭のサイチョウの一部、主にヘルメットをかぶったサイチョウのカスク(兜)が、タイのFacebookページで売りに出されています。
ブローカーは、サイチョウの頭に5,000バーツから6,000バーツ(約17500~21000円)を村人に支払い売買をしているようです。

サイチョウの頭は、都市やその他の国で買値の2倍または3倍の金額で販売されています。

何故このようなものを人は欲しがるのですかね。
もっといいもの巷にはいっぱい売ってるのに。
「ガンプラ」とかさあ。

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